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【元気づくり支援金】「Geo(ジオ)八ヶ岳学」:かつて茅野市に日本有数の鉱山があった(驚)

企画振興課のJOJOです。
このたび、「長野県 地域発 元気づくり支援金」を活用して、メルヘン街道協議会(事務局:ちの観光まちづくり推進機構)から「Geo(ジオ)八ヶ岳学」(北八ヶ岳編)というパンフレットが発行されました。

Geo(ジオ)とは、地球や土地という意味です。
そのジオという言葉を使った「Geo(ジオ)八ヶ岳学」とは、八ケ岳の成り立ちや地形・地質などから、八ケ岳の魅力や歴史、文化、人々の暮らし、自然などとの繋がりを再発見することを言います。

例えば、北八ヶ岳エリアだけでも、黒曜石、縄文遺跡、温泉、白駒の池、コケの森、横谷渓谷、神話・伝説、伝統食物、水資源など、八ヶ岳と密接な繋がりのあるストーリーが盛り沢山で、これを山岳観光や地域の活性化に生かそうという取り組みがなされています。

今回のブログでは、そのコンテンツのひとつである「諏訪鉄山」について紹介します。

茅野市の蓼科中央高原といえば、八ヶ岳の雄大な自然、四季折々の美しい高原の景色、澄んだ空気などが楽しめる、長野県有数の観光地・別荘地です。
みなさん、この地域にかつて「諏訪鉄山」という日本有数の鉱山があったのをご存知でしょうか!?

「諏訪鉄山」は、褐鉄鉱(かってっこう)と言われる鉄の酸化鉱物を採掘・供給した鉱山で、茅野市のこの地域にあった鉱床の総称です。この褐鉄鉱の生成には、八ヶ岳火山の噴火により流出した溶岩や温泉・鉱泉など、この地域の地質的な特色が深く関係しています。

本格的な採掘は昭和12年に開始され、日中戦争や太平洋戦争における金属資源の確保のため採掘され、最盛期には2,000名を超える人々が従事したと言われています。

鉱床は蓼科湖・奥蓼科まで広がり、採掘された鉱石の運搬のために、明治鉱区~石遊場の約3km、石遊場~花蒔の約4kmの間に大規模な索道が架設されたほか、花蒔から茅野駅まで鉄山鉄道も敷かれ、蒸気機関車が走っていたようです。

そんな栄えた「諏訪鉄山」ですが、戦後の昭和37年頃に役割を終えて閉山となりました。

現在も当時の鉱山跡や各種施設の面影を見ることができ、「諏訪鉄山散策ガイド」なども発行されていますのでご覧ください。
諏訪鉄山散策ガイド(蓼科中央高原観光協会):
http://www.infokkkna.com/ironroad/2010htm/iron6/101101suwab01.pdf

また、このたび「長野県 地域発 元気づくり支援金」を活用して、「諏訪鉄山」の歴史と成り立ちを、実際のフィールドで学習・見学できる案内板・解説板が4か所に設置されました。

みなさんも探検・散策に訪れ、「Geo(ジオ)八ヶ岳学」を楽しんでみてはいかがでしょうか?
従来の観光とは一味違い、知的好奇心が満たされるものになると思います。

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