2017.06.30 [ 南信州の林業 ]
カワウ対策講習会が行われました
林務課です。
みなさんはカワウという鳥をご存知でしょうか。天竜川でよく見かける大型の黒い鳥です。
カワウは大食漢で、1日に300gから500gの魚を食べますが、この天竜川水系でも数百羽が生息しています。
そのため、アユやハヤなどが減少していると言われ、下伊那漁業協同組合からも「なんとかならないだろうか」と相談がありました。
そういった声を受け、6月23日(金)に天龍村文化センターで、南信州鳥獣害対策アカデミー4回目として「カワウ対策講習会」を行いました。
南信州地域をはさんだ、上下流の「天竜川漁協」「静岡県水窪漁協」からも参加があり、カワウにはとても困っている様子でした。
セミナーのなかでは、「講習会」と「天龍村の営巣地の観察」を行い、内容の濃いセミナーが実施できたと思います。
◎講習会では、カワウの生態や対策に熱心に聞いていただきました
◎天龍村の営巣地を観察
カワウは生態がしっかりと研究されているため、丁寧な対策を行うと個体数の管理が可能となります。
カワウでお困りの方、またカワウの巣を見かけた方は、下記まで連絡ください。
飯伊野生鳥獣被害対策チーム(南信州地域振興局 林務課 林務係) 電話0265-53-0423
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