2013.10.07 [ 南信州の食・味・お土産 ]
地元農畜産物(伝統野菜など)を使った調理講習会を開催しました
農政課地産地消担当のOです。
今回は8月7日に開催しました「地元農畜産物を使った調理講習会」についてご紹介します。
本調理講習会では、地元の農畜産物を知ってもらい、給食に使っていただくことを目的として、飯田下伊那地域の学校給食、保育施設、福祉施設、病院などの栄養士さんや調理師さんを対象に、農作物の紹介と実際に調理をしていただきました。
地元の農畜産物ということで、今回使ったメイン食材は・・・
信州の伝統野菜である天龍村の「ていざなす」です!!
ていざなすの他にも、飯田市の「下栗芋」、阿南町の「鈴ヶ沢うり」、阿智村の「清内路黄いも」、下條村の「親田辛味大根」など沢山の伝統野菜を使ったメニューを紹介しました
講師は、天龍村ていざなす生産者組合の平松和子さんにお願いしました!!
こちらは調理風景です。
さすが栄養士、調理師の皆さん、とても手際よく調理されていました。
今回は伝統野菜を中心に全部で5品つくりました。
調理メニュー
●洋風かき玉汁
(えのき氷ペーストを使っているので、出しいらずなんですよ)
●下栗いもとていざなすのしんじょ 親田辛味大根添え
(伝統野菜を3つも使ったぜいたくな一品)
●伝統野菜いっぱいサラダ
(ドレッシングに天龍村産のお茶粉とゆず果汁を使ってます)
●ていざなすの蒸し物
(ていざなすを蒸して、ペースト状にしたお料理。新食感です!!)
●なスコーン
(なんと、ていざなすを使ったお菓子です!!)
↓できあがりはこんな感じになりました(^∀^*)♪
ていざなすを蒸したり、お菓子にしたり、なかなか思いつかない調理方法だったので、参加者のみなさんも驚いていました。
どのお料理もとっても美味しかったです
また野菜を沢山食べられるので、いいですね
レシピも一部ですが、ご紹介します
♪下栗いもとていざなすのしんじょ 親田辛味大根添え♪
【材料】(5人分)
・ていざなす ・・・ 1/2本
・下栗いも ・・・ 300g
・親田辛味大根 ・・・ 1/2本
・そばつゆ
【作り方】
① ていざなすは皮をむき、1cm角に切り、クッキングシートを敷いてやわらかくなるまで、蒸し、ゆず果汁をふる。
② 下栗いもは皮をむき、すりおろして水気を切る。
③ ①のなすと②の芋を合わせる。
④ ③をひと口大に丸め、油で揚げる。
⑤ 器に盛り、そばつゆを張り、おろしを添える。
♪なスコーン♪
【材料】(10人分)
・米粉 ・・・ 100g
・ベーキングパウダー ・・・ 大さじ1/2
・バター ・・・ 30g
・砂糖 ・・・ 大さじ2
・塩 ・・・ 小さじ1/2
・卵 ・・・ 1個
・クリームコーン ・・・ 100g
・ていざなす ・・・ 1/2本
【作り方】
① バターをよくすり合わせ、砂糖と塩を加えて更にすり合わせる。卵を少しずつ加えながらすり込む。
② 米粉とベーキングパウダーは合わせて2回ふるう。
③ ていざなすは小さめの乱切りにして、蒸してからゆず果汁をふる。
④ ①にクリームコーンと③を加え、合わせながらつぶす。
⑤ ④と②をさっくり合わせる。
⑥ 鉄板に適当な大きさに並べ、オーブンで180℃で15分焼く。
簡単にできるので、ぜひ挑戦してみてください(´∀`*)
信州の食と農業のおいしい情報や地産地消の活動については、下記HPからご覧いただけます!!
★信州の伝統野菜や信州ふーどレシピの紹介など
おいしい信州ふーど(風土)ネット
http://www.oishii-shinshu.net/
★地産地消推進キャラクター「旬ちゃん」の活動や農産物直売所の情報など
地産地消「信州を食べよう」キャンペーン
http://www.shunchan-nagano.net/
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