農地整備課です。
4月16日に飯田市のよこね田んぼで行われた畔塗り体験イベントに参加しました。
皆さんは、畔塗り作業をご存じですか。
米づくりのなかでも、春一番に行われる作業が畔塗りです。
畑と違い田んぼには水を貯めるための畔がありますよね。
畔にもぐら穴や草の根などにより穴があいていて水が漏れてしまうと大変です。
畔に泥を持ち上げ均(なら)すことにより、もぐら穴などを塞ぎ、畔も修復され、水持ちの良い田んぼとなるそうです。
現在では、人力で畔塗り作業を行う地域は稀で、ほとんど畔シートを設置したり、農業機械により畔塗り作業を行うようになっています。
畔塗り作業を体験できるとは、なんと貴重なことでしょう。
はじめの会では、よこね田んぼの保全に尽力されている「よこね田んぼ保全委員会」、棚田や千代地域での体験イベント等を企画実施している「NPO法人 里山ベース」からあいさつがありました。
また、地元の畔塗り名人から手順の説明をいただきます。
春の日差しを受けて行う作業。子どもの頃の泥遊びを思い出します。
どうです、この頼もしい後ろ姿。まるで職人のようですね。
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