2018.05.17 [ その他 ]
県歌「信濃の国」が50周年を迎えます!!
地形を利用した舟下りも行われています。
4番には、「園原」が登場します。
園原は、平安貴族の間によく知られていた名所の一つで、ここを読んだ古歌がたくさんあります。
現在は、花桃の名所となっています。
5番には、「春台 太宰(太宰 春台)」が登場します。
え~!「太宰 春台」って何をした人と思った人も多いのでは。
私も恥ずかしながら知らなかったので調べてみましたら、
太宰 春台は、江戸時代の儒学者 (1680~1747)飯田藩士の家に生まれ
儒学の「経世済民(国を治め民を救う)」の意義を追求して「経済こそが政治の中における基本的な要素である」
と力説し、『経済録』を記しました。
「経済」という言葉を最初に使った人物です。
飯田市中央通りには、春台の生家跡が残されており生前の功績がうかがえます。
以前は、ここに春台が大切にしていた老松が植えられていましたが、昭和22年の飯田大火で焼失してしまいました。
現在は、そのあとへ二代目の松が植えられており、当時の面影を残しています。
今回は、県歌「信濃の国」制定50周年ということで、南信州地域とのつながりについて調べてみました。
県歌「信濃の国」のイベント情報や曲は、特設サイト「未来へつなごう!信濃の国」からご覧いただくことができます。
このブログへの取材依頼や情報提供、ご意見・ご要望はこちら
南信州地域振興局 総務管理課
TEL:0265-53-0400
FAX:0265-53-0404