2015.03.10 [ 南信州の観光・自然・花 ]
南信州の輝ける未来!リニア中央新幹線 in山梨(後編)
ところで、リニアって”なぜ500km以上の高速で走行できるか”ご存じですか。
簡単に言うと、今までの鉄道のようにレールの上を走らないため、摩擦が発生しないからです。
リニアも走り出しなど低速走行の時は車輪走行をして、速度が出てくると浮上走行します。(10センチほど浮上します。)
なぜ浮上するかというと、磁力によるものです。
車両の両側に搭載された超伝導磁石と、ガイドウェイ(軌道)に設置されたコイルとの間に磁力を発生させています。
(ガイドウェイの写真:側壁にコイルが設置されています。)
車両の超伝導磁石は、N極とS極が交互に配置されており、車両が来るとガイドウェイのコイルで発生した磁力(N極・S極)に対し、”引き合う力と反発する力”が働き、更に車両を前に進めようとします。これを繰り返しながら、車両は推進していきます。
前編で、リニアという言葉は英語で「直線の」という意味だと紹介しました。
今までの鉄道のモーターは円形で回転していましたが、リニアはガイドウェイを直線状に設置されているため、リニア(直線の)モーターと呼ばれています。
それでは、続いて展望広場を紹介します。
展望広場には、駐車場から見学センターへ行く途中、高架橋をくぐる前に階段を上っていきます。
階段を上ると、こんな感じです。金網越しに試験走行を見学できます。
屋外なので、車両が通過する際に迫力ある音が聞こえてきます。
ここは、館内アナウンスがスピーカーから聞こえるので、車両が近づくと知らせてくれます。
また、ここからさらに階段が続いています。ただし、かなり階段が急です。(結構、疲れます。)
頂上はこんな感じです。
このブログや記事に関するお問い合わせ窓口
南信州地域振興局 総務管理課
TEL:0265-53-0400
FAX:0265-53-0404