2024.08.08 [ 南信州の観光・自然・花 ]
南アルプス兎岳~聖岳に行ってきました!!
農地整備課のGGYです。
夏休みを利用し、8/2(金)~8/3(土)の二日間で南アルプス兎岳(標高2,818m)~聖岳(標高3,013m)へ行ってきました。
自宅を3時に出発し、飯田市上村下栗集落の奥にある登山口となる芝沢ゲートへ4:30に到着。駐車場(約40台)はほぼ満車でした。
芝沢ゲートから約1時間半で便ケ島にある聖光小屋に到着。小屋の主人の仲山さんと情報交換してから山に入りました。
便ケ島からはバリエーションルートで道形のない尾根を辿って笠松山(標高1,987m)を目指しました。
便ケ島から3時間で笠松山に到着。このルートは急斜面でかつ道形がないこと、また、気温は37度でしたので、暑さも加わり疲れました。
笠松山からは緩やかな登りとなりますが、序盤で足の疲労が著しかったので、倒木をまたぐのにも一苦労
笠松山からの長い稜線を5時間かけて森林限界を超えると、待っていたのはハイマツの藪漕ぎ
藪漕ぎが終えると眼下には地すべり地形の山が見えました。
兎岳が近くなると、前方に聖岳が姿を現し、西側の谷に霧が立ち込めて、幻想的でした。
兎岳避難小屋の手前にはウサギギクが咲いていました。
こちらが兎岳避難小屋です。小屋内部が大分傷んでいて、泊まるには厳しい状況でした。
小屋の前にはイワオウギやタカネコウリンカなどの高山植物が咲き乱れていました
登山口の芝沢ゲートを出てから約11時間。16時に兎岳山頂に到着。頂上付近にはタカネビランジの白花とピンク色の花が共演していました。
この日は山頂から小兎の水場まで片道40分を往復しました。そして夕食は定番の遠山ジンギスを堪能
翌日は兎岳山頂で御来光を拝み、聖岳に登ってから下山しました
【兎岳山頂から中央アルプス方面】
【兎岳山頂から雲海上の光岳】
【兎岳からの聖岳】
【兎岳から聖岳への登山道沿いの赤色チャート(左上に人が居る所が登山道)】
【聖岳山頂直下からの兎岳と小兎岳】
【聖岳山頂から赤石岳】
【聖岳山頂から望む富士山】
今回紹介したルートは懐の深い南アルプスを静かにじっくり味わえますが、十分な準備で慣れた人と一緒に行くのが良いと思われます。
この記事に関するお問い合わせ先:南信州地域振興局 農地整備課水利防災係 TEL:0265-53-0419
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