2023.09.26 [ 南信州の観光・自然・花南信州の伝統・文化・史跡 ]
祝 三遠南信道トンネル貫通 青崩峠へ行ってみた
この峠、面白いのは、静岡と長野の県境表示看板が約30m程離れた位置にあり、中間に綱引き合戦で決まった国境の表示があります。
【長野県側県境表示】
【静岡県側県境表示】
【綱引き合戦の国境(一番左の看板)】
また、今日の目的地、青崩峠への遊歩道もあるようです。
静岡県側を下っていくと、青崩峠への分岐が。
ここからは「林道青崩線」を峠に向かって登っていきます。
林道とはいえ、舗装されており快適です。
ただ所々に土砂流出の跡があるので、雨降り後は注意が必要です。
ネット情報では、林道最奥まで行かずに途中の広場に駐車するとよいとのことなので、それらしき場所に車を止め、そこに峠への歩道入り口が。
「塩の道」とあり、昔から物流の幹線として利用されてきた歴史が感じられます。
入り口にあった木の杖をお借りして、いざ峠へ。
幅1m程の石畳が森の中に続いています。なんとも風情のある道です。
【歩道のスタート地点】
【峠へと続く、風情のある石畳】
途中に、武田信玄が腰掛けたという岩が。
今から約450年前、約3万の兵で青崩峠を越え、徳川家康との三方ヶ原の戦いに挑んだそうです。
歩道は石畳や桟橋で整備されていますが、苔で滑るので、底の厚い靴や杖などの装備があったほうがいいです。
杖、借りてきてよかった。
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