2023.09.26 [ 南信州の観光・自然・花南信州の伝統・文化・史跡 ]
祝 三遠南信道トンネル貫通 青崩峠へ行ってみた
ようやく今日の目的地、青崩峠が見えてきました!到着です。
峠には碑、石仏、看板などがあり、「遠信のいす」という名のベンチと、ウッドデッキが整備されていました。
【峠から長野県方面を望む】
長野県側の眺望は、5分ほど尾根を登ったところから見えます。
静岡県側と違い、長野県側は断崖絶壁となっており、雄大な谷と山々が見えます。
間もなくこの下を高速道路が開通し、昔と同じようにこの峠を多くの人々が行き交うことになると思うと、感慨深いものがあります。
【長野県側の眺望】
峠に戻って「遠信のいす」に腰掛け休憩。
私以外は誰もおらず、風で木の葉がざわめく音と鳥の声以外、何も聞こえません。
峠から見上げる空はどこまでも透きとおっています。
【静岡県側の眺望】
【峠の空】
帰りは林道を歩いていきましょう。林道終点には兵越峠への遊歩道案内がありました。
しかし、車もバイクもこないな~と思いながら林道を下っていくと…道路が無くなっていました!
【林道の終点。兵越峠への遊歩道入口がありました。】
【林道は崩落!戻るしかない!】
仕方ないので引き返し、元来た歩道を下って帰りました。
昔の人の作った道は、災害にも強さを発揮していました。
結局、登りは20分、下りは40分もかかってしまいました。ネットの情報は本物でした。
今後、高速道路が開通すれば、青崩峠も兵越峠もなかなか来る機会はなくなってしまうでしょう。
不便な今だからこそ、行ってみる価値があると思います。
南信州だからこそ味わえる小さな旅。おすすめです。
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