2018.06.15 [ 南信州の観光・自然・花 ]
南アルプスの高山植物を守る!! 三伏峠の植生復元ボランティア活動
農地整備課の中年Yです。
6月9日(土)、南アルプスへ高山植物保護ボランティアに行ってきました。今回の作業は日本で一番高い峠と言われている三伏峠(さんぷくとうげ)(標高2,607m)です。
この峠は南アルプス塩見岳の大鹿村側の登山口から3時間ほど登ったところにあります。静岡県の有志と一緒に、南アルプス高山植物保護ボランティア作業の一環で、この三伏峠での作業に参加してきました。
地球上の生物は繋がりあって生きているので、「種の保存」は私たち人間の生命の存続を考えるうえでも重要であり、高山植物を守ることも大事なことです。
今回の作業は高山植物を守るための防鹿ネットを張る作業と鋼製ネット柵の上段へ糸を張る作業です。
防鹿ネットを張る作業は高山植物が芽吹き始めるこの時期に毎年行っていますが、鋼製ネット柵の上段へ糸を張る作業は2年前からの取り組みです。
朝5時に家を出て、集合場所の鳥倉林道終点(大鹿村)を目指します。途中、鳥倉山の中腹にある標高1,620mの「夕立神パノラマ公園」に立ち寄りました。
ここからは眼前に中央アルプスを、駐車場から少し林道沿いに進むと南アルプス赤石岳方面のパノラマで楽しむことができます。
【中央アルプス:6時20分】 【南アルプス赤石岳:6時25分】
登り始めて約3時間で三伏峠に到着しました。まずは、参加者全員が植生を傷めないよう、地下足袋に履き替えます。
最初の作業は、季節型の防鹿ネットを張る作業です。
このブログへの取材依頼や情報提供、ご意見・ご要望はこちら
南信州地域振興局 総務管理課
TEL:0265-53-0400
FAX:0265-53-0404