2017.05.26 [ 南信州の林業 ]
飯田市千代地区のモンキードッグの活動が始まりました
林務課です。
平成29年度5月20日(土)、飯田市千代の下村公会堂で、南信州鳥獣害対策アカデミー(3回目)が行われました。
今回のテーマは、この南信州で最も困っている「ニホンザル」の対策です。
皆さんは、「モンキードッグ」をご存知でしょうか。専門の訓練を受け、集落や農地に来たサルの群れを山まで追い払うことができる特別な犬のことです。
講師は、木曽町で訓練を行っている宮田和久氏と飯伊野生鳥獣被害対策チームの林務課久保田が担当しました。
モンキードッグに適した犬種や性格など、具体的な事例を紹介し、参加者の方々にはこの地域にモンキードッグによりサルの被害を減らすことができるかを検討していただきました。
約30人の参加者から多くの質問が出され、熱のこもった講演会となりました。
講演が終了後は、柏原地区に移動し、「サルの追い払いの可能性の検討」、「電動ガンなどの実演」を現地で行いました。
さらに地元の猟友会員が飼っている幼犬をモンキードッグとしての適性があるかどうかを宮田氏が観察するなど、盛りだくさんの内容でした。
(↑熱心に地域の課題を話し合っています)
(↑とても可愛いモンキードック候補生)
飯田市千代地区以外にもサル被害で困っている方は、ぜひ飯伊野生鳥獣被害対策チームに相談してください。
連絡先 南信州地域振興局 林務課 林務係 担当 久保田・高木
電話番号 0265-53-0423
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南信州地域振興局 総務管理課
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