2017.08.17 [ 南信州の観光・自然・花 ]
南アルプス茶臼岳へ行ってきました!!
さらに進むとチングルマやアオノツガザクラが咲く雪田がありました。
【チングルマ】 【アオノツガザクラ】
時折小雨が落ちる天気で眺望が効かなかったので、上河内岳には登らず進んでいくと褶曲模様が見事な奇岩竹内門が現れてきました!!
【竹内門:登山道は岩と岩の間です】
さらに風雪に耐えて曲がりくねったダケカンバの道を進むと、亀甲状土の平原に出ました!!
【風雪の影響で曲がりくねったダケカンバ】 【亀甲状土】
ここから茶臼はもうすぐです。今回のように霧が巻いている日は茶臼小屋への分岐を見落とす場合があるので、注意が必要です。
そして、13時30分に茶臼小屋に到着しました。本降りになる前に到着し一安心です。
【静かな環境の茶臼小屋】
素泊まり(5,500円)の申し込みを済ませた後は、眺望も効かずすることもないので、炊事場が混む前に早めの夕食を作って体を休めます。
18時から夕立が激しく降り、一眠りして20時過ぎに外へ出ると月光に浮かび上がった富士山が目に飛び込んできました。月光があるにもかかわらず星も結構出ていたので、星空を満喫するため茶臼岳頂上まで往復してきました。
小屋に戻ってから、さらに一眠りして3時に起床。月が西の空に沈みかけるころ、東の空には真夏のオリオンが富士山の上方に輝いていました!!星空を眺めながら再度茶臼岳頂上を目指します。頂上に到着するころには東の空が茜色になりはじめました。そして、5時13分雲の上から御来光が出てきました!!
【夜明け:中央奥は富士山 茶臼岳頂上にて 4:30】 【御来光:5:13】
南側の易老岳(いろうだけ)や光岳(てかりだけ)方面は滝雲に覆われて、朝日を浴びてうっすらとピンク色に染まっています。
【滝雲かかる易老岳】 【雲上の富士山】
そして、西の空には茶臼岳の影が雲のスクリーンに映し出され、影を中心に七色の光輪が現れました!!いわゆる、ブロッケン現象(御来迎)です。
【ブロッケン現象:中央の黒い部分は茶臼岳の影】
この後、間もなく頂上はガスに包まれて何も見えなくなり、下山を開始、仁田池(にったいけ)、仁田岳に立ち寄りました。
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