2017.08.14 [ 南信州の観光・自然・花 ]
ほおずき立毛品評会 圃場審査会が実施されました!
こんにちは、南信州地域振興局農政課です。
平成29年7月28日(金)にみなみ信州農業協同組合の管内で、ほおずき立毛品評会圃場審査が実施されました。
立毛品評会とは、収穫されたものを審査するのではなく、圃場にある状態のものを審査する品評会です。
ところで、みなさんはほおずきという植物をご存知ですか?
長野県ではあまり馴染みのない植物ですが、お盆の飾りとして使われることが多い植物です。
近くでは愛知県でほおずきを盆ちょうちんに見立てて飾る風習があり、ここ南信州地域で栽培されたほおずきは、ほとんどが愛知県に出荷されるとのことです。
今年、みなみ信州農業協同組合花き部会では、45戸の生産者が計100aの圃場で栽培をしており、お盆までに約7万本が出荷される予定です。
多くは実を着けたままの出荷となりますが、それ以外にも実だけを出荷することもあります。
品評会では草姿、栽培管理、病害虫の有無などの観点で審査が行われ、南信州農業改良普及センター所長を審査長に、総勢18名の審査員により厳正なる審査が行われました。
どの圃場も甲乙がつけがたく、生産者の皆様の技術の高さが感じられました。
ほおずきの立毛品評会は、今回の圃場審査と、出荷状況を含めて協議する最終審査の2回の審査で順位が確定します。
南信州地域のほおずきは8月上旬が出荷のピークとなる予定で、7月末から出荷がスタートしています。
興味のある方は是非ほおずきを飾ってみてはいかがでしょうか。
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