2025.07.22 [ その他南信州のイベント南信州の伝統・文化・史跡 ]
南信州民俗芸能フェスティバルin大阪・関西万博 関西の地で地域の伝統芸能が大暴れ!!
こんにちは!大学時代甲子園で阪神戦を見て0‐1でサヨナラ負けというしょっぱすぎる試合を見たヤクルトファンのリニア活用・企画振興課Rです!
7回表しか傘を振れなかったのはいい思い出ですね。
さて、7月13日に巷で話題の大阪・関西万博にて、”南信州民俗芸能フェスティバルin大阪・関西万博”を開催いたしました!
会場はフェスティバルステーションというところで、フランスパビリオンとカタールパビリオンに挟まれたライブ会場のような場所で行いました。
テーマは「四季を通した民俗芸能」。南信州地域の数多くある民俗芸能から季節ごとに上演・上映を行いました。
① 春:大島山の獅子舞(高森町)
最初の上演は高森町にある大島山の獅子舞です。
全長10mにも及ぶ大きな屋台獅子が特徴でこの地域の獅子舞の源流ともいわれています。
会場の関係で長さを短くして上演しましたがやはり迫力がありました!
骨組みから装飾品の作成など準備も大変でした💦
② 夏:和合の念仏踊(阿南町)
次は夏を代表する民俗芸能、ユネスコ無形文化遺産にも登録されている「風流踊り(ふりゅうおどり)」の一種、阿南町の和合の念仏踊の上演です。
太鼓と鐘の音が会場内に響き渡り、躍動感のある踊りで観客を魅了しました!
また、8月13日~16日には阿南町和合にてこの念仏踊が行われます。もしこのブログを読んで気になった方はぜひ足を運んでみてください!!
③ 秋:清内路の手作り花火(映像上映)
秋は清内路の手作り花火(阿智村)を中心とした民俗芸能の映像上映を行いました。
清内路の手作り花火はその名の通り火薬を一から手作りで行う珍しい花火で従来の打ち上げ花火とはまた違った花火を楽しむことができます。
花火の中に人が入って浴びるシーンなど強烈なインパクトに残ったのか観客の皆様も釘付けになっておりました。
④ 冬:遠山の霜月祭り(木沢)
冬を代表する民俗芸能は飯田市の上村南信濃の各地区で行われる「遠山の霜月祭り」の上演を行いました。
霜月祭りは冬至のある12月に行われ万物の生命の源である太陽が衰弱し、そして再生する重要な機会と考えこの時期にあらゆるものすべての蘇りを願って開催するお祭りです。
各地区で行われているお祭りから今回は木沢の霜月祭りを1時間に凝縮してお送りいたしました。
観客と手拍子を行うなど会場が一体となった上演になりました!
⑤ まとめ
従来であれば南信州地域内で開催していた「南信州民俗芸能フェスティバル」を今回は大阪・関西万博で開催いたしました!
初めて見るお客さんがほとんどで南信州に行ってみたい!という方もいらっしゃいました。
普段なかなか味わえない伝統文化を前にお客さんの驚いた顔や呆気に取られている表情がとても印象的でした!
各民俗芸能保存会の皆様スタッフの皆様本当にお疲れさまでした!ご協力いただき本当にありがとうございました!
長野県の南端の伝統文化の魅力を日本のみならず世界に発信できたきっかけになったと思います!
皆さんも南信州地域へ実際に足を運び伝統文化を体験してみてはいかがでしょうか
この記事に関する問い合わせ先
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