2018.07.19 [ 南信州の林業 ]
いい乾しいたけが出来ました!! 第57回飯伊地区乾しいたけ品評会
林務課のKです。 7月5日、飯伊地区乾しいたけ品評会が開催されました。
今年で57回を数える歴史と伝統ある恒例行事です。
今年は春の訪れが早く、しいたけの芽切の時期が早まったことと、その後に低温・乾燥の天候が続いたため、傘に白い亀裂の入った「天白」と呼ばれる良品が多く出品されました
品評会では、傘の大きさにより
「どんこ」……傘の直径が4.5cm程度で、厚肉・全開せず半球状で傘の縁が十分巻き込んでいるもの
「こうこ」……傘の直径が、7cm程度で、中肉以上・中間で丸みを帯びて傘の縁が巻き込んでいるもの
「こうしん」……傘の直径が8cm程度で、中肉以上・全開して偏平状で傘の縁はわずかに巻き込んでいるもの
の3つの銘柄に分けて審査が行われました。
↓その中から阿南町の金田和由さんの「こうこ」が特賞「長野県知事賞」に選ばれました。
審査員から「従来、この南信州地域では「こうしん」に良品が多い傾向だったが、「どんこ」「こうこ」も含めた3銘柄で良品が採れる栽培となってきている」との高評価をいただきました。
出品された乾しいたけは、7月7日(土),8日(日)に飯伊森林組合において展示販売されました。
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