2014.07.29 [ 南信州の観光・自然・花南信州のイベント南信州の伝統・文化・史跡 ]
【信州山の月間】 山里文化の魅力再発見!~せいないじ村塾(前編)
下清内路地区の諏訪神社 奉納煙火の開催の地として大変有名です。
清内路には氏神の諏訪神社が上下二社あり、伝承によれば上清内路諏訪明神は諏訪大社下社より
下清内路諏訪明神は諏訪大社上社より 慶長3年(1596)に迎えられたとされています。
(上が下 下が上 というのが面白いですね!)
※清内路の「手づくり花火」について(平成4年 県無形民俗文化財に指定)
この花火は、上清内路煙火同志会と下清内路煙火有志会のふたつの保存会によって製造され、
毎年10月上旬にそれぞれの神社で奉納されています。
古文書や古老達の言い伝えによれば、江戸時代に村の特産物であった煙草と木櫛の行商で三河地方
を訪れた村人が、煙草と引換えに火薬製造の秘法を伝授してきたことがこの花火の原点とされています。
享保16年(1731)の社堂再建を祝って奉納されるようになって以来、飢饉の年も戦中戦後の混乱の中も
決して途絶えることはなく、280年余りの歳月を経た今日まで受け継がれています。
本県の時代を画する一大イベント 信州博覧会(’93) と 長野オリンピック閉会式(’98) でも披露されました。
村の人々の荒ぶる魂が燃え上がり 激しく美しく花を咲かせる秘伝の仕掛け花火の数々 奉納煙火の祭 ぜひこの秋
この目で拝見したいものです。
下清内路の人々の信仰と憩いの場 観音山公園 ここから地区全体を見渡せます(記事冒頭の写真)。
三十三体の観音像が集落を見守ります。公園にはかつての小学校の跡があり、夢先案内人の方の
美声による校歌のご披露がありました(拍手)!
清内路地区の魅力と不思議あふれる地域資源を学ぶ「せいないじ塾」 まだまだコピット続けますが、
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