2014.07.29 [ 南信州の観光・自然・花南信州のイベント南信州の伝統・文化・史跡 ]
【信州山の月間】 山里文化の魅力再発見!~せいないじ村塾(前編)
昼神温泉から清内路地区に入って間もなくの国道256号沿いに湧き出る名水。
”おいしい水”として大人気 県内外から水を汲む人が集まるスポットです。地元の「一番清水の会」
の皆さんが清掃美化活動や地域おこしへの活用の研究を続けられています。
平成22年に「信州の名水・秘水」に選定。 地区内には他にも、出づくりの力水、おおまきの
岩清水、銭上の入水など多くの湧き水があるそうです。
”清流の里 清内路”のとおり 水豊かな土地です!
一番清水の近くから見える向かいの山の中腹にある 「出づくりの家」を教えていただきました。
「出づくり」とは、全国でも2ヶ所しか現存しないという珍しい風習。 集落周辺に農地が少ないため
山の中にもう一軒家を建てて、夏場はそこで農林業を行なっていたそうです。現在、移り住んでいる
家庭は3軒程。
「姿見不動滝」 国道256号沿いの脇道を徒歩ですぐ 落差 19.9m 幅 6.3mの堂々たる滝。
別名”姿見不動”として、地元の信仰の対象となっており、毎年4月28日には「不動講」のお祀りがあり、檀家は
清内路だけでなく、飯田市山本にも大勢いるそうです。
「信心の厚い人には滝の裏の大岩にお不動様の姿が見える」との言い伝えがあるそうですが、夢先案内人の
お三方は「見たことない」!?
旧清内路村役場から下清内路地区内を歩き、諏訪神社へ向かいます。古い建物が点在する風情のある
旧道です。街並みの写真を使った観光ポスターも評判になったそうです(下写真 平成19年度日本観光
ポスターコンクール特別賞受賞)。
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