2012.12.20 [ 飯田合庁だより ]
サルの被害が増えてきています!!
農政課鳥獣担当のOです。
今回は、最近全国でも話題の野生鳥獣による被害について紹介します。
先月、飯田市の座光寺・上郷・飯田の三地区共同で、野生鳥獣の侵入を防ぐ、防護柵の設置講習会がありました。
下は、金網とネットを組み合わせた防護柵です。
ネットには、電気が通うようになっていて、サルがつかむとビリっとします。
防護柵設置講習会後、被害地巡回を行い、実際の被害状況を確認しました。
座光寺地区にあるりんご園のりんごです。きれいにかじられています。
その他にも、かじられたりんごが地面にごろごろしていました。
こちらの柿の木では、ちょうどサルが柿を食べていたんですが、近づいたとたん、逃げられました。
ちょっと分かりずらいんですが、柿の残骸です。
このように、サルによる農業被害が近年深刻になっています。
下伊那地域は鳥獣被害が県下でも多く、長野県の農林業被害額の約3割を占めます。
各地域でも、さまざまな対策をしていただいていると思いますが、なかなかサルは手ごわいですね(-_-;)
【すぐできるサル対策】
1 見かけたら、すぐ追払う
とにかく本気で追いかける、追払う!! ただし、無理はしないように
2 サルにえさをやらない
収獲の終わった畑の残り野菜や廃果をそのままにしておくと、それは野生鳥獣にとってはとびきりのごちそうになります!!
サルにとって住みにくい場所にすることが大切!!
ふだんの生活の中の些細な注意も野生鳥獣対策になります!!
ちょっとしたこと、できることから心がけて、鳥獣に負けない地域にしましょう!!
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