2018.06.28 [ 飯田合庁だより ]
美しい自然環境を守る助っ人「自然保護レンジャー」を委嘱しました
こんにちは、環境課の新人です。
皆さんは自然公園を訪れたことはありますか?南信州地域振興局管内には「南アルプス国立公園」、「天竜奥三河国定公園」、「天竜小渋水系県立公園」「中央アルプス県立公園」と4つの自然公園があります。
自然公園を訪れると、腕章を付けた人がごみ拾いをしたり、マナー向上を呼びかけるカードを配っている姿を見かけることがあるかもしれません。一体何者なのでしょうか?
この人達は自然環境を守るボランティアで「自然保護レンジャー」と呼ばれています。3年を任期として、現在県内では233名の方が自然保護レンジャーとして活動されています。
今年6月1日から3年間活動される第7期の自然保護レンジャーの委嘱式を、6月14日に行いました。
南信州地域振興局では新規1名、前期からの継続7名の合わせて8名が委嘱されました。
委嘱式の後には、自然保護レンジャーの活動内容について説明を行いました。質疑の時間ではレンジャー活動に対する意見や要望をいただき、レンジャーの方々が活動に高い意欲をお持ちであることが伝わってきました。
レンジャー同士の意見交換では、「ここ最近は山や川でごみが減っていると感じる。大変良いことだと思う。」という意見が出されました。レンジャーの活動が、自然公園などを訪れる方のマナー向上につながっているようです。
一方で「希少野生動植物が獣害に遭っている」、「外来生物の拡大で自然環境が変わってきている」という意見も出され、自然環境を守るためにはまだ問題が多いと感じました。
レンジャーの方々には安全に気を付けながら、自然保護の活動を行っていただきたいと思います。私たちも、自然保護レンジャーの地道な取り組みのおかげで、美しい自然を楽しむことができることを忘れないようにしたいものです。
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