2017.12.18 [ 飯田合庁だより ]
連載「エコドライブのススメ」 最終回『エコドライブ研修会を受けてきました』
ドライビングスクールアジマの皆さま、ありがとうございました。
実車によるエコドライブ研修会を受講して感じたポイント
●正しいドライビングポジションが大切
細やかなアクセルワークのためには、適切なドライビングポジションをとることが大切だと感じました。
足の伸び方、かかとの位置で、同じように踏んでいるつもりでもアクセル開度は違ってきます。
また、疲れないポジションで運転することは、エコドライブを継続するうえでも、運転に集中して安全運転をするするためにも大切なことですよね。
別の機会に私が教わったポジションを参考までにご紹介します。
- シート位置は、アクセルペダルに足をのせて、足首がきつくならない程度の位置に合わせる。(MT車はクラッチが奥までしっかり踏み込める位置。)
- 背もたれは、上半身の体重を腰ではなく座骨で支えられるよう、おなかが苦しくない範囲でできるだけ立てた位置に合わせる。
- シートの高さは、前方5m先が見える高さに合わせ、シートの前後位置を微調整する。
- 力を入れずに両手でハンドルを握って、肘が伸び切らず、回しやすい位置にハンドルの前後を合わせる。
- メーターがすべて見える位置にハンドルの上下を合わせる。
少し運転してみて、体の疲れなどを加味して微調整します。
意外とハンドルとの距離は近くなり、はじめは違和感を感じたのですが、確かに長距離ドライブで疲れない気がしています。
↑写真1。シートが遠すぎる例です。ステアリングを握る腕が伸びきっており、とっさの時にハンドルを切り切れません。
また、ペダルとの位置も遠いため、アクセルの微妙な操作が難しいほか、急ブレーキが踏めず危ないです。
体重が腰に乗っているので、腰が痛くなります。
↑写真2。シートが前すぎる例です。足首が窮屈なので、繊細なアクセル操作が難しく、アクセルを踏みすぎてしまうことがあります。
ブレーキとの踏みかえの時にも足元が窮屈で、素早いブレーキングが難しいですし、ステアリングとの位置も近いので、ハンドルも切れませんね。
↑写真3。おおむねよい例だと思います。この車はハンドルの前後位置を合わせる機能がないので仕方ないところもあるのですが、気持ち手前に引けるといいかなぁとモデルになってもらった当課の職員も感じたようです。足で合わせるか、ハンドル位置で合わせるかは、操作のしやすさで個人のご判断でよいのではないかと思います。
●ハイブリッド自動車特有のエコドライブ
実は、ハイブリッド車には、純内燃機関の車とは違ったエコドライブ方法があるそうです。
気になる方は環境省ウェブサイト(リンク先)をご覧ください。
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