2017.12.15 [ 南信州の観光・自然・花 ]
合同講演会「世界最南端のライチョウはいま」に参加しました!!
農地整備課の中年Yです。
12月3日(日)、長野県飯田合同庁舎で開催された合同講演会「世界最南端のライチョウはいま」に参加しました。
本講演会は、絶滅の恐れのあるニホンライチョウの保全活動を拡げるため、「ライチョウサポーター」の養成を目的に、長野県、飯田市美術博物館、南アルプス自然環境保全活用連携協議会の主催により開催したものです。
この日は、長野県環境保全研究所 専門研究員の堀田昌伸 氏による講演①「ニホンライチョウの現状と課題、かれらの生息環境と気候変動」と静岡ライチョウ研究会 会長 朝倉俊治 氏による講演②「最南端のライチョウの生活」の2つの講演を聴講しました。
講演では、ニホンライチョウの生息状況や雌雄の区別の仕方、ライチョウ観察における注意点などについて解説いただき、見分けの難しい秋羽時の雌雄の判別方法などを理解することができました!!
また、南アルプスが「ライチョウ生息域の世界最南端」と言われる理由についても、ライチョウはハイマツがある場所で繁殖をし、ハイマツ群落は南アルプスの光岳付近(イザルガ岳)が南限であることからそのように言われていることについても解説いただきました。
【2017.9.9撮影:南アルプス兎岳 メスのニホンライチョウ(秋羽)】【ライチョウサポーターは目撃情報を提供します】
私も、今回の養成講座の受講で「長野県ライチョウサポーター」及び「南アルプスライチョウサポーター」に認定され、認定証をいただき、早速今年の目撃情報を報告しました。
なお、今回の主催でもある飯田市美術博物館では12/24(日)まで、「世界最南端のライチョウがすむ南アルプス」企画展を開催中です!!
終了まであとわずかとなりましたので、興味のある方は、この機会を逃しませんよう、お急ぎください。
県鳥「ライチョウ」の保護のため、私も「ライチョウサポーター」の一員として、活動に取り組んでいきます!!
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