2017.08.22 [ 飯田合庁だより ]
南信州の新たなごみの焼却施設「稲葉クリーンセンター」のご紹介
こんにちは。環境課です。
飯田市と下伊那郡の町村で構成する南信州広域連合では、飯田市及び下伊那郡(※根羽村を除く。)の一般廃棄物を受け入れる新たな焼却施設「稲葉クリーンセンター」の建設を進めており、このたび、施設が完成しました。
※根羽村は、北設広域事務組合(根羽村と隣接する愛知県北設楽郡の町村と設置)においてごみの処理を行っているため、稲葉クリーンセンターでは処理しません。
県では、市町村や広域連合、一部事務組合等の設置する一般廃棄物処理施設について、法律に基づく設置届出の受理と施設完成後の確認(完成検査)を行っています。
8月7日、南信州地域振興局環境課では施設の完成検査を実施し、届出通り設置されていることを確認しました(焼却施設の設置は終わりましたが、建物の外回りなどについてもう少し工事が続くようです)。
(左:廃棄物を受け入れるごみピット(一時保管場所)の扉 右:届出図面をもとに施設を検査)
そして、8月9日には、「火入れ式」が行われました。
タブレットにタップして、いよいよ炉に火が入ります。まずは、ごみを燃やす前には、炉内を乾燥させる必要があるため、「乾燥炊き」を行ってごみの投入に備えます。
8月14日からは、ピットへのごみの投入が始まりました。そして、9月1日からはごみの焼却が開始されます。3か月間は「試運転期間」で、ごみを燃やした際に出てくる煙などの成分分析をしながら、設備に問題がないか、施設の運営方法に問題はないかを確認し、12月1日の本稼働に備えます。
(ごみの処理フローの概要です。実際には、環境への配慮等の関係で、もっと複雑な設備がついています。)
お願い
稲葉クリーンセンターの稼働に伴い、プラスチックの「燃やすごみ」としての受け入れが始まりますが、「チャレンジ800」としてごみの減量を進めている県の環境課からも、次の点について皆様にお願いです。
☆プラマークのある容器包装プラスチックは分別・リサイクルの対象です。
各市町村の分別ガイドをご覧いただき、汚れが取れるものは引き続き分別し、リサイクルにご協力ください!
リサイクル対象となるプラスチックは、容器やラベルに左の写真のように「プラマーク」がついています。「プラマークがあったらリサイクル」と覚えてくださいね!
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