あけましておめでとうございます。
林務課林産係です☀
年末には全県的に積雪に見舞われ県南の飯田合同庁舎周辺も白銀の世界に包まれました‼
朝晩の冷え込みによって通勤・通学時間帯は道路状況が悪いので、ゆとりを持った行動と、車を運転の際は急ブレーキや急ハンドルは避け、車間距離をあけた運転に心がけましょう(^^♪
さて、寒い冬に欠かせない暖房器具!しかし、最近は原油の高騰により灯油の値段も高い💦また、電気料金も値上がりが続いています💦💦
そこで、取り扱いが容易で木材を原料とする『木質ペレット』を御紹介します❕
(木質ペレットを燃料とするストーブ)
『木質ペレット』と聞いて何のことかわかりますか?
原料は、間伐材や製材工場から発生する端材で、これらを細かく砕き、小さな円筒状に圧縮成形された木質燃料で、ストーブやボイラーの燃料として利用されています♬
木質ペレットは、1970年代にアメリカで初めて生産が行われ、日本では1982年から製造が始まったそうですΣ(・□・;)当時は石油代替燃料として注目されましたが、品質等が様々だったことや石油価格の下落とともに価格優位性がなくなり、急速に生産量が減少しました😢
しかし近年、地球温暖化対策が注目されるようになり、再生可能な森林資源のエネルギー化への期待が高まったことから再び注目されています✨
木質燃料と言えば“薪”が古くから利用されてきました!ただ燃料の投入が自動化しにくく、細かな温度調整が難しいなどの不便な点があります。その点、木質ペレットは燃料をストーブへ自動供給でき温度調整も可能です!!使い勝手は石油ストーブと同等です✨
(ストーブと一体になったペレット供給タンク:1袋(10㎏)が入ります)
ペレットは10㎏入りの袋等で販売されていて、運搬しやすく、保管スペースも少なくてすみます!
また、ペレットストーブの大きな魅力は、燃える火を間近で見られることです。火の揺らぎには、気分をリラックスさせたり癒しの効果があります♪
部屋を暖めるだけでなく、心まで温まってみませんか(^^♪
※市町村によっては、ペレットストーブ等の設置に対し補助を受けられることがあります。
詳しくは、最寄りの市町村窓口へご相談ください。
さて、日本全国で木質ペレットを製造する工場は147工場。(「令和元年特用林産物生産統計調査」より)県内では4箇所で製造されており、その内の1つが南信州地域内にあります!!
そこでペレットの製造工程等について御紹介します!
(飯田市伊豆木にある南信バイオマス(協)の工場)
南信バイオマス協同組合では、管内だけでなく県内各地で伐り出された間伐材や、併設するチップ工場のダストを主な原料としてペレットを製造しており、市内の小中学校のほか、管内の温泉施設等に向け出荷されています☆彡
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