南信州お散歩日和 南信州は、広い長野県の南端に位置しています。やわらかい方言が使われ、人も土地柄も温かく穏やかな当地域には、 各所に温泉があり、賑やかなお祭りもたくさんあります。 この地域ならではの魅力を職員がお伝えしていきますので、 南信州にどうぞおいでなんしょ!

南信州お散歩日和

南信州は、広い長野県の南端に位置しています。やわらかい方言が使われ、人も土地柄も温かく穏やかな当地域には、 各所に温泉があり、賑やかなお祭りもたくさんあります。 この地域ならではの魅力を職員がお伝えしていきますので、 南信州にどうぞおいでなんしょ!

製茶工場の稼働が始まりました!


製茶工場の中は、新茶の香りでいっぱいです。


蒸した葉の味や香りの劣化を防ぐため、「蒸し」に続いて「冷却」を行います。

蒸して冷却した葉から「葉打ち機」で水分を取り除き…

「粗揉機」で、乾燥した熱風を送りながら、粗く揉みます。


次は「揉捻機」で、水分の均一を図りながら、熱を加えずに揉んでいきます。


次は「中揉機」で、再び熱風で乾かしながら揉み、「精揉」の前処理を行います。


最後は「精揉機」で形を整えながら乾かし、人間が手で揉むように一定方向だけに揉んで仕上げ、荒茶の完成です。

受け入れ~荒茶の完成までは、約4時間。
けっこう、長い時間がかかりますね。
出来上がった「荒茶」を、さらに乾燥させ、きれいに切りそろえたり、枝を取り除いたりして、私たちがお店で買う「仕上げ茶」になります。

今年は大きな凍霜害や病害虫の発生もなく、品質の良い荒茶に仕上がっているとのこと。
管内の製茶工場は6月上旬まで稼働し、約36tの生葉を加工する見込みです。

管内のお茶は、主に「みなみ信州農協」で製茶加工された「赤石銘茶」、「中井侍茶生産者組合」で製茶加工された「中井侍銘茶」として販売されています。

☆赤石銘茶
「赤石銘茶」の特徴は、まず渋み。
山間地の温度差が大きい土地で育つ「山つき」と呼ばれるお茶の特徴です。
でもその渋みの中には、この地形ならではの朝夕の朝霧が生み出す甘味があり、お茶の色はやや薄いものの、渋みのなかに甘味を感じさせるしっかりとした味わい深さがあります。
通販のほか、みなみ信州農協の農産物直売所などの一部の直売店や、土産店などでご購入いただけます。
・「赤石銘茶」の情報はこちら⇒ https://tohyamago.com/stay_and_eat/ocha/
・みなみ信州農協の農産物直売所はこちら⇒ https://www.ja-mis.iijan.or.jp/directsales/store.php

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