農業改良普及センターです。

各地域で古くから親しまれてきた「信州の伝統野菜」。

この南信州地域は、特にその数が多いことで知られています。

その中の一つ、

飯田市の千代地区を中心に栽培されてきた「千代ネギ」の植え付け作業が行われました。

この千代ネギの栽培グループである「千代ネギの会」のメンバーが、

冬を越した株を掘り上げて、

一本一本に分け、適当な間隔で植えつけていきます。

すべて手作業。根気のいる作業です。

とても再生力が強いネギなので、

ここから再び葉が伸びだし、最終的には10本以上に分かれます。

市販の白ネギほどは太くなりませんが、

九条ネギのように柔らかいので白根の部分はもちろん、葉の部分まで食べられます。

また風味が強いのも特徴です。

これから除草や土寄せの作業を続け、

10月ごろから収穫が始まる予定です。

生育の様子、またアップしていきますね。