2017.11.30 [ 南信州のイベント ]
「やまびこフォーラム2017in南信州」を開催しました。
11月11日(土曜日)と12日(日曜日)に、「やまびこフォーラム2017 in南信州」を開催しました。
第1日目の会場は飯田合同庁舎。
「やまびこフォーラム」は、県内で地域づくりに取り組む皆さんが参加している「やまびこネットワーク」(地域づくりネットワーク長野県協議会)の大会。県下の地域づくり団体が集まって、年に1度行われています。
大会は「やまびこネットワーク」と長野県が主催者になっていて、1日目のプログラムは長野県の「地域発 元気づくり支援金」の元気づくり大賞贈呈式から始まりました。受賞されたのは、次の3団体の皆様でした。
・一般財団法人日本農村医学研究会日本農村医学研究所(佐久市)
・信州池田活性化プロジェクト「Maple Tree」(池田町)
・工房アプリコ(千曲市)
続いてやまびこネットワークの企画であるワークショップ。食、交流イベント、自然保護、の3つのテーマに分かれて意見交換を行いました。「未来につながる地域づくり」が今大会のテーマ。やまびこネットワーク南信州支部会員である「ひさかた風土舎」、「農事組合法人 増野」、「まつり創造集団 結衆大地」、「遠山郷まちけん」、「一番清水の会」、元気づくり支援金事業実施団体である「猿庫の泉活性化実行委員会」の皆さんの発表が行われた後、各地域の事例紹介や、地域づくり活動を続けていくにはどうしたよいか、真剣な意見が交わされました。
なかでも私が聞き入ったのは、「ひさかた風土舎」の長谷部三弘さんの発言。「地域づくりは終わりのない、筋書きのないドラマである。思ってもみない方向に行くことがあるが、だから面白い。」、「後継者不足や過疎を嘆いても仕方がない。その時代々々に合った地域の形、地域づくりの形がある。」といった内容で、四半世紀以上の長きにわたって地域活動に取り組んでこられた達人の言葉には重みがありました。
1日目の最後は会場を移して交流会。遠山ジンギス、五平餅、増野のシードルなど南信州の味覚に舌鼓。
そしてハイライトは「まつり創造集団 結衆大地」の皆さんによる太鼓演奏。伝統芸能に掛ける熱い魂が伝わる演奏で、会場は一気に盛り上がりました。
二日目は、飯田市南信濃(遠山郷)コースと飯田市上久堅コースに分かれて現地視察を行いました。遠山郷コースでは、「遠山郷まちけん」の鈴木理さんに和田宿を案内していただき、上久堅コースでは集落センターで長谷部三弘さんにこれまでの取り組みをご紹介いただきました。
地域づくり活動をやっている方って、本当にパワフルで元気をもらえます。二日間を通して、この地域には魅力的な人がいる、この地域の魅力は人である、と感じたMでした。
来年は長野市で開催されます。ご興味のある方はぜひのぞいてみてください。きっと普段味わえない刺激をもらえるはずです。
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