2017.07.26 [ 南信州の伝統・文化・史跡 ]
新旧花火の競演~県選択無形民俗文化財:深見の祇園祭~
音楽とシンクロした最新鋭の花火も華麗です。
神事の執り行われる筏舟も、花火に包まれました。
水面に花火が映り込み、美しさは倍増です。
時折、対岸から観客席へ向けて流れ星(?)のような仕掛け花火も織り交ぜられます。
圧巻は、それほど大きいとは言えない池にも拘らず、水上スターマインが登場。最後のフィナーレは言葉を失う程の美しさと迫力でした。
池での花火打ち上げの次は、社で行われる大三国です。
会場となる境内で、神事が終了するのを待ちます。
地元の中学生がお囃子の担い手として参加していました。民俗芸能を継承する上で大切な取り組みです。
10時半を過ぎて、いよいよクライマックスです。
大三国の周りに仕込まれた仕掛け花火に点火されると、一気に熱気に包まれ、氏子の若者たちが大三国の周りを火の粉を浴びながら走り回り「オイサッ、オイサッ・・・」の掛け声をあげて気負います。
次々と仕掛けに火が付き、境内は火の粉と爆音に包まれます。
最後に、大三国に点火されると、熱気は最高潮。観客も一緒に「オイサッ、オイサッ・・・」の大合唱が、境内に響き渡りました。
すべてが終了したのは、23時過ぎ。約5時間ほどの観覧でしたが、充実の時間を過ごすことができました。
帰り際に、偶然耳にした男子高校生たちの会話をご紹介します。3年生でしょうか。
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