2017.01.12 [ 南信州の伝統・文化・史跡 ]
~坂部の冬祭り~南信州民俗芸能【2016冬】③
たいきり面の後は、獅子面、さらに三匹の鬼(鬼神、天公鬼、青公鬼)の面が登場。それぞれ小禰宜(祭りの進行役)との問答があり、会場の笑いを誘います。
まだまだ面の舞は続くのですが、残念ながら時間の都合で退出となりました。来年は最後まで見るぞと心に誓い、会場を後にしました。
「坂部の冬祭り」を初めて拝見しましたが、祭りの内容に感銘を受けると同時に、坂部地区の皆様の強い「結びつき」を感じました。舞の主な担い手は、この日の為に遠方から駆けつけた地元出身の若者達で、彼らの故郷や冬祭りに対する想いの強さが祭りを盛り上げるのです。
このような素晴らしいお祭りを継承されている関係者の皆様に深く敬意を表したいと思います。お祭りは地域の活力の「源」ですので、これからもしっかりと継承されていくことを願っております。私も、微力ながらそのお手伝いをしていかねばと、改めて認識した次第です。
南信州民俗芸能冬シリーズ、次は阿南町の「新野の雪祭り」へお邪魔します。このお祭りも「眠い、煙い、寒い」を実感することでしょう。これを執筆している時点で、雪祭り当日は東日本の上空に強い寒気が流れ込むとの予報。ちょっと不安・・・。
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