2017.07.28 [ 南信州の林業 ]
日本最大規模のラーメン橋!木橋の現地調査研修に行ってきました
橋の下にも降りていきます。
下から見たみどり橋です。
上(路上)からよりも木材の様子や構造がよく見えてかっこいいですね…。
所々に経年による変化は感じられるものの、主構造はしっかりとしていました。
さて、木橋で重要なのは、主要な部分がしっかり安全な状態であるかどうか ですが、
みどり橋にも主構造を守るためさまざまな水対策が行なわれているそうです。
わかりやすいのは、こんな部分↓
木材の断面の中でも腐朽しやすい「木口(こぐち)面」(丸太の断面にあたる部分です)には、
直接水が触れないように金属などで覆いがしてあります。
このほかにも様々な対策が施され、木橋を腐朽や劣化から守っているそうです。
(この木口を守る工夫は、木橋以外の木造建築でも見られます。
金属だけでなく、塗料が塗ってあったり、小さい雨よけがついていたりと
種類がありますので、ちょっと注目してみると楽しいかもしれません。
測定をする金沢工業大学の皆さん。
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