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ドローン利活用の道5(レーザースキャナーで測量!)

こんにちは!農地整備課のKです。

今回は番外編ということで、ドローンを使って測量をしている現場を見学してきました!

「ドローン利活用の道2」ではドローンで撮影した写真を使った測量をご紹介しましたが、今回は測量業者さんがお持ちの、レーザスキャナを搭載したドローンでの測量です。

私たちが使用している機体は、プロペラが4枚の「クワッドコプター」と呼ばれるものですが、今回の機体はプロペラが6枚ある「ヘキサコプター」です。幅も1mくらいあり、3kgくらいの荷物を載せて飛べるそうです。

黄色い部分が測量のキモになるレーザスキャナです。ドローン本体より、この部分のほうがはるかに「お高い」そうですよ。


電池パックも6本!ツノのように飛び出している白いアンテナはGPSの受信用です。


機体のあらゆる部分がカーボンでできています。プロ仕様ですね。


測量の成果はその場で確認することができます。

レーザ測量は、レーザ光が地面に反射して戻ってくるまでの時間を調べて行う測量で、写真を使う場合と比べて立木や草の影響を受けにくいメリットがあります。
(デメリットは機材が高価なことです)


↑このような現況から(画像はGoogle Earthより)


↑レーザスキャナではこのようなデータが取れます。


↑さらに、立木を「見えなく」して、下の地面の様子もわかります。

幅200m×長さ300m 標高差100mの急斜面の測量が、15分で完了しました!
今まで「きつい」「危険」と言われていた作業が、技術の力で簡単にできるようになるのを目の当たりにすると、世の中はどんどん良くなっていると実感しますね。

 

今回は、佐久市の(有)タイム社さんの現場にお邪魔しました。

ご協力ありがとうございました!

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