2018.09.04 [ 佐久のいい景色 ]
浅間山の噴火警戒レベルが「1」に引き下げられました!
こんにちは、商工観光課です。
8月30日気象庁から浅間山の噴火警戒レベルを「2」(火口周辺規制)から「1」(活火山であることに留意)へ引き下げられ、これまで火口周辺2km以内立入禁止から概ね500m、前掛山の山頂までの登山が可能となりました。
気象庁HPは≪こちら≫
小諸市HPは≪こちら≫
約3年ぶりに山頂まで登れるということで、さっそく9月2日に前掛山に登りました!
その様子をお伝えします。
今回のコースはこちら。(小諸市から提供)
登山計画書を提出して火山館コース登山口から出発です。看板にはレベル1の文字が。
登山開始から約2時間
火山館へ到着しました。こちらは小諸市営の無料休憩所で有事の際の避難所の役割も担っています。
(火山館付近から見える佐久平)
火山館を出発して約30分、賽の河原分岐点に到着です。以前はここから先が立入禁止でしたが、いざ前掛山へ向かいます。
木の間を抜けると
ドドン、浅間山が目の前に。思わず「おお~」という声がでてしまいました。
この日は残念ながらあいにくの天気で、ガスの間から外輪山がうっすらとでました…涙
登山道には溶岩がゴロゴロと転がっていて、活火山であることを実感します。
ひたすら終わりの見えない道を歩いていくと、500m地点の看板にたどり着きます。
ここまでくると山頂まであと少しです!
すぐそばにはシェルターがあります。8月30日警戒レベル引き下げに伴い、地元小諸市や小諸警察署の職員等が緊急点検を行ったそうです。
ここから山頂までは尾根歩きです。天気が良ければカルデラが見えた?のかもしれませんが、
残念ながら何も見えません(笑)
登山開始から約4時間、前掛山山頂に到着です!
残念ながら何も見えません…(笑)
ですが、日本百名山の一つ浅間山に登ったんだなあという達成感を大いに感じることができました。
シェルター付近でお昼を食べていたら一瞬浅間山が見えました!
山頂から約3時間、無事下山することができました。
浅間山の雄大な自然に触れつつ、活火山であることを感じました。
レベルは下がりましたが、活火山だということを忘れず、無理のない範囲で挑戦してみてはいかがでしょうか。
ちなみにこもろ観光局が浅間山(前掛山)登頂証明書を発行しています。記念にいかがでしょう。
こもろ観光局HPは≪こちら≫
また、佐久地域振興局では黒斑コース登山口から火山館コース登山口へ下る浅間山周遊登山を推進しています。
二つのコースのいいところ贅沢に楽しむことができる周遊登山もぜひ挑戦してみてください!
(周遊登山を紹介するブログはこちら)
今回出会った植物です。残念ながらカモシカに会えませんでした…
まだまだ高原植物咲いています!
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