こんにちは、商工観光課のリンリンです。
浅間山にニュースです!
令和3年8月6日に気象庁は、「火口から500mを超える範囲に影響を及ぼす噴火の可能性は低くなった」と判断し、浅間山の噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)から1(活火山であることに留意)に引き下げました。
令和3年3月23日にレベル2に引き上げられてから約4か月。
今回のレベルの引き下げにより、どのような変化があるのか?登山への影響は?など気になる点についてお伝えします!
1、噴火警戒レベルとは?
火山活動の状況に応じて「警戒が必要な範囲」と防災機関や住民等の「とるべき防災対応」を5段階に区分して発表する指標です。(気象庁HP「噴火警戒レベルの説明」)
▼浅間山の噴火警戒レベルの詳細をご確認いただけます。(気象庁HPから引用)
浅間山は、令和元年(2019年)8月19日に、噴火警戒レベル3から2へ引き下げられて以来、レベル1~2で推移しています。
▲浅間山の噴火警戒レベルの推移(気象庁「浅間山で発表した噴火警報・予報」を元に作成)
2、噴火警戒レベル「1」の場合、登山はどうなるの?
日本百名山の一つ、浅間山。外観の美しさだけでなく、登山も人気です。
まず、噴火警戒レベル1になることにより、レベル2と大きく変わる点は
「前掛山山頂(標高2524m)」までの登山が可能になる
ということ!
▲噴火警戒レベルごとに立入可能な登山道
浅間山では、噴火警戒レベルによって登れる登山道のエリアが異なります。
現在の噴火警戒レベル「1」では、レベル2・3の際に登山可能であった範囲に加え、「賽の河原分岐~前掛山山頂」(上記地図のオレンジ色の登山道)の区間の登山道も立入可能になりました。
※山頂火口から500mの範囲内(地図上の赤円内)は、常時立入禁止です。登山道はありません。
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