＜お話いただいた内容＞

○長野県は市街地は明るいが、郊外へ移動すればすぐに山の中など星空の観望に適した場所にアクセスできる。他県にはない強み。

○星をただ眺めるだけでも良いが、星空案内人の説明を聞くと一層、星の世界に入り込んでくれる。宇宙について勉強してみたいといった意欲が湧き、翌日に電波観測所に行く人もいる。

○野辺山は基本的にどこでも星空を良く見られるが、村観光協会は、安心して星空を楽しんでもらうために、駐車場やトイレがある観望スポットを指定し、マップ（スターウオッチングマップ）で周知している。

○街の光は木や山などの遮蔽物があればある程度遮れるが、開けた場所だと野辺山から４０キロ離れた佐久市や甲府市内の街の明かりが届いてしまう。地域全体で光害について考えなければならない。

○中部横断道の整備が進むとIC周辺の光害が心配。街路灯は下向きとし、ナトリウム灯を使用するなど、可能な限り光害に配慮した整備をお願いしたい。

など、多岐に渡りお話をしていただきました。

「美しい星空」はここ佐久地域の財産であり、多くの方にこれからも楽しんでいただくためには、行政、産業、住民等が一丸となって、光害を発生させない努力していくことが重要だと感じました。

お話をいただいた後、観望スポットの一つの「しし岩の駐車場」に行ってきました。

【スターウォッチングマップ】

観望スポットのマップはこちらから

http://www.kanko-nobeyama.jp/

（南牧村観光協会ホームページ）

【しし岩の駐車場】　　　　　　　　　　　　　　　　　　　【トイレ】