長野県では「日本一創業しやすい環境づくり」を目指しており、下記に代表されるような様々な創業者支援の施策を行っております。佐久地方事務所商工観光課では「創業者インタビュー」と題して、佐久管内にて創業後5年以内の事業者に訪問して伺ったお話を発信しています。
「長野県中小企業融資制度―創業支援資金―」
創業者等の法人事業税を課税免除する
「創業等応援減税」
登録された民間の専門家を派遣し、適切な助言等を行うことにより課題解決を図る
「専門家派遣事業(創業間もない事業者向け)」
多岐に亘る経営課題や、地域活性化のために、地域の支援機関の皆様と連携しながら対応する
「よろず支援拠点」
本日ご紹介するのは佐久市にあるイタリア料理店の『Al Sorriso』です。代表の竹内晃さんにお話を伺いました。
―こんにちは。本日はよろしくお願いします。最初に創業のきっかけを教えてください。
高校生の時に軽井沢にある飲食店でアルバイトをしていました。そこでは調理だけではなく、サービス等も含めたお店全般の仕事に関わらせていただき、お店の方に飲食店で働くことを薦められました。飲食店で働くことは楽しかったことに加え、将来、手に職をつけたいと考えていたこともあり、そのお店で紹介された東京の飲食店に就職をしました。最初に就職をした時から、一人前になったら地元で自分のお店を持ちたいと考えており、40歳を節目に独立しました。
―お店の特徴を教えてください。
当店には薪釜がありますのでその薪釜を使った料理を一番の売りにしています。食材は地元の野菜とお肉、県外産の魚介類を使い、お酒はイタリアや鹿児島で働いていたことがありますのでイタリア産のワインや鹿児島の焼酎を取り揃えるとともに、佐久の日本酒を揃えるといった自分の今までキャリアと地元の食材を結び付けた料理を提供しています。
―地元の野菜とお肉を提供するということですが、県外で働かれていた方の目から見て県内の食材は競争力があると思われますか。
食材によると思います。どこの土地でも長野県の高原レタスや鹿児島のソラマメのような4番バッターになることができる食材はあると思います。ただし、地元の方はその食材を食べ慣れているため、慣れ親しんだ料理を提供するのではなく、レストランとして食べ方を提案していく必要はあると思います。
―創業にあたりご自身の経験以外で参考にしたものがあれば教えてください。
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