2013.09.09 [ レポート ]
インターンシップを通して3
最後に八方尾根の第二ケルンのところにある、トイレの状況と、木道の滑りやすい箇所の調査に同行させてもらいました。
調査に同行させてもらった日は空模様が悪く、八方尾根からの景色を望むことができませんでしたが、雨の日の木道の様子を把握することでどのくらい滑りやすいかを調べることができました。
登山が最近また、ブームと言うこともあり、登山をする人が増えています。そのような中で登山をする人が「多様化」してきていると言う話を聞きました。どんなに道を整備してあっても山に登るような服装でないのに軽い気持ちで登山をしてしまっては、怪我をしないように心がけていたとしても、怪我をしやすくなってしまいます。しっかりと登山をする準備をして山に登れば、より安全に、いっそう自然を楽しめると思います。
自然保護課の皆さんの優しく、丁寧な仕事内容の説明により、僅かながらではありますが、自然保護課の仕事と長野県庁が担っている仕事についての理解を深めることができました。
インターンシップを通して、長野県の自然を保護、保全しながら、皆さんに見てもらうように整備することは難しく、県だけではなく、国、市町村と綿密に連携して作業を進めていく必要があることがよくわかりました。高山植物を守るためには、ニホンジカの数を減らす必要があるような、「適切」な判断を行政には求められていることを認識する機会になりました。また実習先の施設でボランティアの方々と触れ合うことで、行政だけの力ではなく住民の方々の力が自然への理解を深めるためには必要であると思いました。
1週間という短い期間ではありましたが、自然保護課の皆さんが現在取り組んでいる仕事に対して、難しいながらもやりがいを感じながら、仕事をしていると感じることができました。この経験を将来や就職に生かせるように頑張りたいと思います。
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