2011.02.02 [ 鳥しらべ環境保全研究所飯綱庁舎 ]
少なくなってきました,諏訪湖のカワアイサ!
2007年11月から開始した,諏訪湖に渡来し越冬するカワアイサやミコアイサ等の生息状況調査が今季で4年目になりました.今季も昨年の11月から月3回程度の頻度で諏訪湖に行き,カワアイサ,ミコアイサ,カンムリカイツブリ,カワウなど魚を食べる鳥たちの個体数を調べています.
1月中旬に諏訪湖は全面結氷しましたが,現在,暖かな日中にはとけてしまう薄い氷も含めると8〜9割結氷(ただし,厚い氷は4割程度).カワアイサは一時期2,000羽を越えるまで増加しましたが,現在は約600羽まで減少.明日から寒さが緩み,暖かくなるとのこと.カワアイサの個体数はどう変化するでしょうか.
これまでの経過については,研究所の「魚食性鳥類の生息状況把握」のページ(http://www.pref.nagano.jp/xseikan/khozen/sizen/wildlife/BIRDS.htm)を見てください.
一部凍っている諏訪湖(2011年2月1日,岡谷市南宮湖畔公園)
カワアイサ雌(2011年2月1日,岡谷市湊)
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