皆さんこんにちは！北信教育事務所のＳです。

文化財パトロール報告第２弾をお届けします。
（第１弾の記事はこちら☞　https://blog.nagano-ken.jp/nagachi/other/44368.html）

今回は、８月30日と９月15日に実施したものをご紹介します。
県教育委員会で委嘱している文化財保護指導委員の先生に同行し、管内各地の文化財の確認を行ってきました。

【小布施町の浄光寺薬師堂（国重要文化財）】
石段でできた参道を上った先に茅葺屋根の薬師堂が眼前に現れます。
茅葺屋根の形が整っており、茅の厚みがあるためとても存在感のある屋根です。
この日は、薬師堂の茅葺屋根を目当てに県外からきた観光客もいらっしゃいました。

【信濃町の霊仙寺跡（県史跡）】
霊仙寺山、飯綱山への登山口にあり、かつては修験者たちが戸隠へ詣でた道中にあります。
地面はカーペットのように苔が生い茂っており、戸隠神社の奥社を彷彿とさせる杉並木を歩いていくと、

苔に囲われた奥ノ院跡があります。
辺りの静寂と深緑が相まって神々しい雰囲気です。

奥ノ院の向かって左側には、「護摩の巨石」があります👀
奥には巨石群が広がっており、圧倒されます。

今回、実施したパトロールのうちの一部を紹介させていただきました。興味を持った方は是非、北信地域の文化財に足を運んでみてください。
文化財を通じて、その土地の歴史や当時の様子を垣間見ることができ、長野県の魅力を再発見することができると思います。
皆さんも自分の住んでいる地域や、外出先・旅行先に文化財があるときは是非ご覧になってみてください。