林務課のロコです。
7月26日、長野管内のみどりの少年団の交流集会を長野市一の鳥苑地で開催しました。
感染症対策のため、開催は4年ぶり。
管内から14の少年団、約100名の参加がありました。
久しぶりの開催のため、参加人数は例年より少なめですが、当日はお天気も良く、元気に交流ができましたよ!
開会式では、3つの約束をしました。
体調に十分気を付けること、他の学校の友達と交流すること、自然の中でお気に入り(楽しかったこと)を見つけること。
山の空気をしっかり吸いながらのラジオ体操、○×クイズ、足じゃんけんで身体をほぐした後、班に分かれて3つのアクティビティーに取組みました。
ツリーウォッチングでは、森を探検しながらクイズを解きます。
「これ、なんだっけ?」「答えが近くにあるかも、よく見なくちゃ」
体験後の答え合わせでは、正解して「イエーイ、やったー」
不正解でも「あ~そっちか!」「迷ったんだよね~」と盛り上がっていましたよ。
クラフトでは木の枝とフェルトを使って魚を作りました。
どの子も真剣そのもの!
ナイフを使っての制作でしたが、けがをする子は一人もいませんでした。
マルタンピックは一番歓声が上がっていました!
薪つみ競争では、バランスを考えながら少しでも高く積もうと班ごと工夫していましたよ。
木の魚を釣る競争では、順番を待っている子も一緒になって応援していました!
小さな丸太を投げる玉入れの競争では、入れるケースに玉が当たって苦戦している班もありましたが、投げ方を工夫して後半はどんどん入るようになって盛り上がっていましたね!
木の玉を転がすカーリングは、得点の高い小さな目標のところに玉が近づくと「イエーイ」と歓声が上がっていました。
お昼休みやアクティビティーが早く終了した班は、林務課から持って行った鹿の角やクマの毛皮を触ったり、本を読んだり、「クッブ」という、フォンランド発祥の丸太投げゲームで遊んでいましたね。
違う学校のお友達とも、話をしたり、一緒にゲームしたりする姿も見られました。
活動ではたくさんの歓声が聞こえてもうれしかったです。コロナ禍では、マスクをして大きな声も出せませんでした。
子供たちが森の中で大きな声をだして、元気に活動している姿がとてもうれしかったです。
活動が終わると表彰式と閉会式。上位3チームに木製の花のプレゼントです。
今日一番楽しかったことは?最初のお約束、気に入ったもの見つけられた?
「クラフトが楽しかった」「ツリーウォッチングでクイズを解きながらいろいろなことが知れて面白かった」等、いろんな発見があったようです。
さあ、最後に
今日交流した友達に拍手~!
引率してくれたり準備してくれた人に拍手~!
戸隠の自然に感謝の拍手~!!
主催者としては、子供たちの笑顔が何よりのご褒美でした!
「1日楽しかったです」引率の先生の言葉にもほっとしました。
小中学生の時に、いわゆる「原体験」(土や木のぬくもりを感じたり5感をフルに使う体験)
を積み重ねることは、とても大切なことだと言われています。
「原体験」が多ければ多いほど、あらゆる事象が様々な知識と結びつきやすく物事を理解する力が高まるからだそうです。
自然豊かな長野県にあっても、森林の中で思いっきり活動する体験は、
なかなかできるものではありません。
夏の1日を森林のなかで楽しく過ごせるように
次年度も企画したいと思います!
多くの少年団のご参加お待ちしています!
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