2022.04.21 [ 林業総合センター ]
花見も重要なシゴトです
林業総合センター 育林部 ぶらた森です。
この春、森林づくりの技術開発を行う育林部に異動しました。
どんなことからはじめようか?と考えている矢先、「花見に行くので、手伝っていただけませんか?」と声をかけられました。
それは面白そう!とワクワクしながらやってきたのは・・・・
花見って・・・ここ?
変な形のカラマツが並んでいるだけ。
誘ってくれた研究員は早速、その木をまじまじと観察しています。
どれどれ・・・と見上げてみると・・・
開き始めた新芽に混じって、カラマツの雄花が咲いています。
改めて良く見てみると、あっちでも、こっちでも花がたくさん。
あれ?
よく見ると、真ん中にある葉っぱの上に何かが・・・
雌花発見!
雌花が大きくなって秋になると、カラマツの松ぼっくりに成長し、その中には種子が・・・。
タネをまいて育てれば、
立派なカラマツになります。
ということで、実は、今回の花見・・・・
長野県の林業を支えるカラマツの種子がどのくらい生産できるのか?を調べるための、調査だったのです。
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