信州森林づくり応援ネットワーク

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市町村林務担当者・森林組合職員が技術を研鑚!

<上伊那の森林レポート>
 10月11日(木)に箕輪町の「みどりの少年団の森」で林業職員協会南信三郡大会が行われました。
 この大会は、諏訪、上伊那、下伊那各地区の市町村林務担当職員と森林組合職員が集まり、森林・林業の技術研鑚を行う場として毎年開催されています。

 競技は、通常業務では測量機器や測定機器を使用して測定する「林分面積」「単木材積」「林分材積」 「林道勾配」を、機器類を使用せず目測などで測定する「林業技術競技」と、立木や板材から樹種名を答える「オープン競技」が行われました。
 いずれも、日頃の業務で必要となってくる「森や木を見る目」を鍛えるための競技です。

 「林分面積」では指定された区域の森林の面積を測定します。巻尺等も使用できないため、歩数や目測で距離や勾配を推定するなど競技者それぞれが工夫して測定していました。

 「単木材積」は指定された2本の立木の材積を、「林分材積」は指定された59本の立木の総材積を測定します。
 木の材積は樹高と胸高直径を測定して算出しますが、直径測定に手の長さで測定したり、樹高測定に背の高さから推定したりしていました。


 直径を測定しています。
 「指の幅が20㎝で3.5個分だから直径は・・・。」


 身長から木の高さを推定します。
 離れた場所にいる他の競技者に「お~い。俺の何人分になる?」

 「林道勾配」は指定された路線の平均勾配を測定します。答えは平均勾配12.48%でした。
 100m行って約12m上がる勾配の道になりますが、先が見通せず、除々に勾配が急になっていく道のため競技者も惑わされていたようです。

 「オープン競技」は指定された立木5本と板材5枚の樹種を鑑定します。立木は全て広葉樹でしたが、馴染みの少ない樹種があり競技者も悩みながら回答していました。板材はスギ、ヒノキ、ケヤキなどは正解していましたが、オニグルミやウルシは難しかったようです。


 板材を鑑定中。
 「この木目はケヤキで間違いない!」「材の色が黄色だからキハダ?」「ヒノキなら匂いで・・・あれ?匂いがしない!」

 採点の結果、総合優勝は茅野市の女性職員Mさんでした。また、「林分面積」では3名の競技者が少数以下2位までピッタリの面積で正解となりました。
 さすが、普段から技術を研鑚している皆さんです。

 こぼればなし・・・
 採点をしていると回答に明らかにおかしな数字が。
 よくよく見てみると「単木材積」と「林分材積」の回答が逆に書いてありました。
 しかも、間違えていた「単木材積」であろう数字は正解にかなり近い答え。

 回答欄を間違えていなければ、「単木材積」の種目別1位だったのにface07
 皆さんも回答欄は間違えないように注意しましょう!

 上伊那地方事務所林務課からのレポートでした。

※「上伊那の森林レポート」のアーカイブは、上伊那地方事務所林務課のホームページ(URLは以下のとおり)からご覧ください。
http://www.pref.nagano.lg.jp/xtihou/kamiina/rinmu/brogkoshin.htm

<本件に関するお問い合わせ先>
上伊那地方事務所林務課普及係
TEL:0265-76-6825
FAX:0265-76-6828
E-mail:kamichi-rimmu@pref.nagano.lg.jp

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