2025.10.10 [ 松本農業農村支援センター ]
洗馬小学校で「フラワーアレンジメント体験授業」「出前授業」を開催しました!
令和7年10月3日(金)、塩尻市立洗馬小学校で令和7年度花とふれあう「花育実践モデル教室」
として、フラワーアレンジメント体験授業と出前授業を行いました。
この授業は、子ども達に地域で生産されている花のことを知ってもらい、花と触れ合う楽しさを学んでもらうために毎年行っている取組みです。
今年度は塩尻市立洗馬小学校4年1組の生徒の皆さんを対象に授業を実施しました。
まずは出前授業です。講師のJA全農長野の依田様から「花きの流通の仕組み・活用」について教わりました。

↑出前授業の様子。

↑生徒の皆さん、真剣に聞いています。
花きが生産された後、卸売市場、小売業者を経て、出荷・販売される仕組みについて学びました。
また、生徒の皆さんはお花を渡して気持ちを伝えることができたり、お花にはそれぞれ「花言葉」があることも知ったようです。
お次はフラワーアレンジメント体験です。講師は安曇野市堀金の花屋さんのフルールあずさ様です。
今回は「スワッグ」を作ります。スワッグは花を束ねて壁にかける飾りのことです。
作ったばかりの瑞々しい段階から、数週間かけてドライフラワーのような渋い色味へと変化するまで飾ることができ、”枯れていく過程も楽しめる”フラワーアレンジメントです。

↑こんなスワッグを作りました。
使用した花材は、ヒマワリ、バラ、スターチス、千日紅、ユーカリ、スモークグラス、ユーカリです。ヒマワリやスターチスは松本管内でも栽培が盛んです。
最初に講師の先生が花材についてひとつひとつ教えてくれました。
「ユーカリ」はコアラの大好物として有名ですが、生徒の皆さんは実際に触れて、その香りの良さに驚いていました。

↑講師の先生が完成見本を見せてくれました。

↑一人1セット、花材を受け取ります。
まずは、花と葉っぱで束を作っていきます。
大きな草花から花束の形になるように握っていき、続いて、好きな花を追加しながら握っていきます。
どの方向から見てもキレイに見えるように束ねていくことがポイントです。

↑どんどん掴んでいきます。

↑キレイな束にできたかな?
花束の形状にしたらゴムで縛り、ジュート生地で包みます。
仕上げにリボンを蝶々結びにするのですが、初めて蝶々結びをした生徒もいたようです。
お友達や先生に教えてもらいながら挑戦していました。

↑蝶々結び、きれいに出来るかな?
それぞれに工夫して試行錯誤して、とうとうスワッグを完成することができました。
最後に、自分で作ったスワッグを持って講師の先生と一緒に集合写真をパチリ!
出来上がったスワッグは、おうちに持って帰って飾ってもらいました。
今回の授業をきっかけとして、花をより身近に感じていただき、
また日常の行事の飾りつけや大切な人への贈り物に花を選んでもらえるようになれば嬉しいです!
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