2013.10.25 [ 総務管理課 ]
長野県災害対策本部松本地方部職員研修会を開催しました。
「長野県災害対策本部松本地方部職員研修会」を、10月11日、松本合同庁舎で開催しました。
今回のテーマは「信州の活断層と地震防災を考える」です。
講師は、廣内大助・信州大学教育学部准教授です。廣内先生は、長野県の地震被害想定の見直しを行う「第3次長野県地震被害想定策定検討委員会」の委員を務められるとともに、県教育委員会の「学校防災教育アドバイザー」として防災教育にも取り組まれています。
松本地域は、我が国有数の巨大な断層帯である糸魚川―静岡構造線断層帯が南北に縦断し、大規模地震の発生が懸念されています。
研修会では、内陸直下型地震を引き起こす活断層とは何か、どのように地震予測が行われているかなど、活断層の基礎知識を学ぶとともに、国内外における活断層地震対策の現状と課題等について理解を深めました。
松本地域で大規模災害が発生した場合、県の現地機関は「長野県災害対策本部松本地方部」を設置し、各機関が一体となって災害応急対策にあたります。
「松本地方部」では、職員の危機管理能力を高め、地方部全体の防災力の向上を図るため、昨年度から「職員研修会」を開催しています。
「松本地方部」では、今回の研修も踏まえ、11月7日、直下型地震を想定した「地震総合防災訓練」を実施する予定です。
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