2021.09.16 [ 林務課 ]
治山現場実習Ⅰ「丁張(ちょうはり)研修!」
3.確認しよう
設置しておしまいでは意味がありません。
器械を覗いて、お互いの丁張を確認しあいます。位置や勾配を正しく掛けられているでしょうか?
この作業が、私たちがいつもやっている丁張確認になります。丁張を掛けるのが初めてなら、自分が掛けた丁張を人に確認されるのも当然初めて。緊張の一瞬です。
テープを張って水平距離を、レベルという器械を使って高低差を確認していきます。
高さは…
お互い、どうやらよさそうだと分かり、現場にほっとした空気が流れます。
よかったよかった、で終わると思いきや、ここでヌルデ沢の工事を受注していただいた業者の技術者さんがサプライズで登場。
光波測距儀という高性能マシンを使って、私たちが掛けた2つの丁張を確認していただけることになりました。
計測中。
先程よりさらに落ち着かない気分で確認結果を待ちます。(受注者さんは、私たちの検査をこんな気持ちで見ているのでしょうか?)
さて、技術者さんによる確認結果は…
3年生チームの丁張
設置高さ 目標1199.600m → 実測1199.617m
中心からの距離 目標 5.14m → 実測 4.976m
1年生チームの丁張
設置高さ 目標1190.300m → 実測1190.326m
中心からの距離 目標 3.96m → 実測 3.92m
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