2021.09.16 [ 林務課 ]
治山現場実習Ⅰ「丁張(ちょうはり)研修!」
お久しぶりです! 林務課2代目治山ガールです。
初めましてのご挨拶からブログの更新が滞ること丸一年、少しずつ涼しくなってきましたね。山には早くも秋の気配が見え始めました。
夏から秋にかけては、草が伸びたり色づいたり、山の様子は目まぐるしく移り変わります。現場に行くと、一週間で景色が様変わりしていることも珍しくありません。
そんな、治山の現場に関する話題を一つ。
皆さん、「丁張(ちょうはり)」ってご存じですか?
あまり聞き慣れない言葉かもしれません。でも実は、土木工事ではお馴染みの存在なんです。
まずは写真をご覧ください。
これです。
あまり派手な見た目ではないですね。むしろ地味なほう。
多くの土木工事はこれを設置するところから始まります。
丁張とは、地面を掘削する前に設置する目印のようなものです。斜めの板の先端が地面を掘り始める位置を、傾きが地面を掘り進める角度を示しています。これが違うと、最終的に構造物が出来上がる位置が変わってしまうので、丁張を正しく掛けることはとっても大事です。
そんな丁張、業者さんに設置していただいたものを確認するのが普段の私の役目です。
確認して、確認して……確認、する、だけ。
「――そういえば、自分で作ったことなくない?」
という訳で、やってみました。
「治山現場実習Ⅰ~丁張をかけてみよう~」、スタートです。
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