2017.10.16 [ 林務課 ]
ケガをした野生鳥獣の救護
今回、協力していただいた鳥獣救護ボランティアの方には、初めての経験ながら専門家の指導を受けて約9ヶ月の長期に渡り保護してもらいましたが、オオタカは順調に回復して再び羽が生え揃い、先日、放鳥することになりました。
自然界に戻り易いように、放鳥は保護した場所の近くの寺社林で行うことになり、保護に関わっていただいた関係者が集まって放鳥を見守りました。
幼鳥だったオオタカが成長した姿に関係者も喜んでいましたが、余韻に浸る間もなく、オオタカは藪の中に一旦駆け込んだ後、今度は力強く飛び立って林の中に消え、放鳥はあっけなく終わりました。
長野県では鳥獣の保護に関心がある方を鳥獣救護ボランティアとして登録し、希少な動物の保護を依頼しています。
興味のある方は、お近くの地域振興局林務課へご連絡ください。
なお、林務課で保護する場合は、希少性の高い種に限定されますので、ご承知おきください。
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松本地域振興局 総務管理課
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