2015.11.16 [ 農地整備課 ]
鳥インフル発生に備え訓練を行いました。
農地整備課のH,Sです。
高病原性鳥インフルエンザが当地方事務所管内で発生したとの想定のもと、殺処分から埋却処分までを、実際に行う手順そのもののとおり行う訓練が150名以上が参加し実施されました。
地方事務所農地整備課の職員は埋却処分の担当として、地域の建設業の方々と一緒に本番さながらに訓練に参加しました。
松本地域は養鶏が盛んで、なんと県内の養鶏数のほぼ半分が当管内にいて、その数は数十万羽に及びます。いざ鳥インフルが発生したとなれば、72時間以内に、一養鶏場で最大20万羽もの鶏を殺処分し、埋却処分する必要があります。
実際の埋却作業は県と長野県建設業協会が協定を結び、建設業の皆さまが大きな役割を担っていただくことになっています。
ただ、管内では実際に埋却する訓練が行われていませんでしたので、行政側も実際に埋却処分に携わっていただく建設業の方々も大きな危機感を持っていて、今回の訓練実施となりました。
まずは管内で肉用鶏1万5千羽を飼っている養鶏場から鳥インフルエンザが発生したという想定のもと、対策本部が設置され、病性の確定報告とともに建設業協会に出動要請がなされ、松本市内の埋却訓練会場で、深さ約4mの埋却用の穴を掘り、ビニールシートで覆った上に消毒用の石灰を撒き、準備を整えました。
殺処分の訓練会場からダミーの訓練用投入袋が届くと、慎重にクレーンで穴に下ろし、さらにビニールシートで覆い、石灰を撒き、大型重機で埋め戻す訓練を行いました。
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