来て!観て!松本『彩』発見 歴史と伝統の城下町松本。のどかな田園風景安曇野。そびえたつ雄大なアルプス。自然と文化に彩られたまつもと地域の情報を、松本地域の県職員の発見を織り交ぜつつお届けします。 面白いこと新発見、知ってる人にも再発見、何だこれはの珍発見。当たり前だと思っていたことから、ローカルなことまで職員の発信する情報をお楽しみください。

来て!観て!松本『彩』発見

歴史と伝統の城下町松本。のどかな田園風景安曇野。そびえたつ雄大なアルプス。自然と文化に彩られたまつもと地域の情報を、松本地域の県職員の発見を織り交ぜつつお届けします。 面白いこと新発見、知ってる人にも再発見、何だこれはの珍発見。当たり前だと思っていたことから、ローカルなことまで職員の発信する情報をお楽しみください。

巨大な分銅が活躍しました

計量ボーイです(↓長野県計量検定所に所属)
https://www.pref.nagano.lg.jp/keiryo/

酷暑にめげず、修行続けてます。
今回は、前稿↓で予告、巨大な分銅(大型基準分銅)を使った検査です。
https://blog.nagano-ken.jp/matsuchi/%e8%a8%88%e9%87%8f%e6%a4%9c%e5%ae%9a%e6%89%80/20541.html

長野市の某事業所様、ひょう量(正確に量れる最大限の重さ)40tの大型はかり(トラックスケール)を検査しました。
トラックスケールとは、積載トラックがはかりに乗って計量され、トラック本体分(重さ)を引けば、荷物分(重さ)が分かる仕組みのはかりです。

   

検査は、長野県計量協会所属の計量士指揮の下、都合5名で45分間、プロの手際でありました。

     

分銅の個数(重さ)を変えながら、大型はかりの目盛りが正確に表示されるか、確認していきます。
分銅が2t刻みで大型はかりに積まれる都度、一瞬の緊張と静寂。
その後、制御室で目盛りを確認する計量士から「OKです!次を載せて下さい」の指示が響き、確認が続けられました。

   

最後に、計量士から「器差検査及び性能検査、無事終了しました」コメントと共に、検査済証印(シール)が付されました。
その際、計量ボーイ「40tのはかりでしたが、載せた最大分銅24tで検査終了しましたが・・・」と、逡巡しつつお尋ねしました。
計量士は「非自動はかりのひょう量10t以上の場合、その3/5までの分銅積載で検査します。また、分銅を載せた位置で目盛り表示が違っていては困るので、中央・左右に偏って積載させた結果も確認しましたよ」と、優しく教えて下さいました。

   

さて、今回の大型はかり(トラックスケール)ですが、市町村の環境美化センターにも設置されています。
もし、皆さんが粗大ゴミを直接持ち込まれ、車ごとはかり(鉄板)に乗られた際には、はかり自体を検査した「巨大な分銅とプロ集団」のこと、少し思い起こし頂けましたら幸いです。

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