こんにちは!計量検定所のN2です。
信州の桜も見頃のエリアが増えてまいりました。
桜だけでも心躍りますが、せっかくなら信州らしい山岳風景と楽しみたい…
そうした個人的趣味を踏まえ、今回は桜と北アルプスの共演で知られる安曇野市内の3カ所をご紹介します。
1.常念道祖神、扇町の桜並木(安曇野市堀金)
2.早春賦歌碑公園(安曇野市穂高)
3.じてんしゃ広場(安曇野市三郷)
1.常念道祖神、扇町の桜並木(安曇野市堀金)
のどかな田園風景にたたずむ2本の桜と2体の道祖神が存在感を放つ絶景ポイント。
背後には北アルプスの大パノラマが!
視界を遮る人工的な構造物も少なく、時期になると大勢の観光客が訪れます。
常念道祖神の東南2kmほどの場所にある ⇓ 扇町公園東側の桜並木 ⇓も、桜と山脈が横一列に並ぶ姿が印象的なビューポイントです。
2.早春賦歌碑公園(安曇野市穂高)
「春は名のみの~」で始まる唱歌・早春賦の歌碑周辺、穂高川の堤防沿いにある桜並木。
北アルプスはもちろんのこと、並木に沿うように安曇野特産のワサビ畑が広がり、春らしいコントラストが鮮やかです。
3.じてんしゃ広場(安曇野市三郷)
桜と冠雪の常念岳、シバザクラという春の要素が詰め込まれた人気スポット。
江戸時代に開削された農業用水路・拾ヶ堰(じっかせぎ)沿いに位置し、のんびりと散策ができる遊歩道も整備されています。
扇状地の安曇野を潤す拾ヶ堰。標高の高い山から流れてきそうなものですが…
なんとこの水流、北アルプス方面へと向かっているのです。
拾ヶ堰は標高差を利用した縦堰とは異なり、標高約570mの等高線に沿って造られた横堰です。
取水口から放水口まで全長15kmあるにもかかわらず、標高差は5mしかありません。
場所によっては、北アルプス方面に逆流しているように見えるのです。
高度な測量器も土木技術もない時代に、偉業とも言える大工事を成し遂げた先人達に思いを馳せる場所ともなっています。
このブログへの取材依頼や情報提供、ご意見・ご要望はこちら
松本地域振興局 総務管理課
TEL:0263-40-1955
FAX:0263-47-7821