みなさんこんにちは。
農地整備課です。
先日、関係する土地改良区の方とお話したときに、ひょんなことから農業用水の「水源」について話題になりました。
その際、日本海、太平洋の分水嶺が塩尻市にあるという情報を教えて頂いたため、早速、その分水嶺に行ってみました。
国道153号を伊那方面に向かうと「善知鳥(うとう)峠」があり、ここがその分水嶺となっています。
峠の頂上は「分水嶺公園」として整備されています。
公園内は、草も刈られ、東屋もあってキレイに整備されていました。
ここが、その分水嶺が確認できる「池」です。
向かって左方向が、信濃川を経て「日本海」へ、右方向が、天竜川を経て「太平洋」へ向かいます。
池の手前には、塩尻東小学校が作成した、お手製の看板があります。
池を上から見るとこんな感じです。
左側の水路は太平洋、右側の水路は日本海へと流れます。
この日は、コンコンと水は流れていませんでしたが、ここを境に水の行き先が真逆になると考えると、なにか色々と思いを馳せてしまいます・・・。
池の裏手には、旧伊那街道の標識がありました。
峠の名前の「善知鳥(うとう)」とは、ウミスズメ科に分類される海鳥の一種だそうで、北国の海辺でとらえられた雛を追って親鳥がこの峠までやってきたという民話に地名の由来があるそうです。
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