長野県林業総合センター 指導部 です。
塩尻市の街はずれ、標高850mに位置する林業総合センターは、自然環境に囲まれており、四季折々の生き物を楽しむことができます。
こうした自然への理解を深めていただくため、施設の一角には、森林学習展示館が設置されています。しかし、新型コロナウイルス新規陽性者数の急増を受け、感染対策として9月20日まで閉館しています。
感染拡大防止の観点から、皆さんの来訪は避けていただきたいのですが、季節の移り変わりとともに、自然環境も変化が楽しめる季節になり、玄関前を見ると秋の七草であるオミナエシが見ごろを迎えていました。
そんなわけで、今回は皆さんに代わって、現在の林業総合センター構内から、森の今を切り取ってお届けします。
皆さんに親しんでいただいた散策路には、現地で見られる森林の様子などを表現した解説板などが点在しています。
今回、散策路の途中にある解説板に目を止めると、赤とんぼが羽を休めている姿に気づきました。
童謡でもよく知られ、秋の気配が感じられるころになると見かけることが増える赤とんぼですが、詳しく見るとその種類はとても多く、国内で20種類くらいのトンボの総称です。
改めて空を見上げてみると、何頭ものトンボが飛び交っていました。
さらに森の中を進みながら頭の上を見上げてみると、オニグルミの実が大きく育っており、こんなところからも秋の気配が漂ってきます。
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